劇団アニマル王子 第14回公演『13日間の罪と罰』

開催日・開催期間
2011年06月16~06月20
イベント日程
6月16日 19:30
6月17日 14:00 19:30
6月18日 14:00 19:00
6月19日 14:00 19:00
6月20日 13:00 17:00

※各回受付開始は40分前・お席にお着き頂けるのは30分前からです
※全席自由席
団体
会場
会場住所
東京都武蔵野市中町1-15-10
脚本
松野正史
演出
松野正史
出演
スタッフ
【演出助手】三角昌裕
【舞台美術】鎌田朋子
【照明】島田雄峰(Lighting Staff Ten Holes)
【音響】坂田ひろの(ぺんぎんサウンド)
【衣装】瓢子ちあき
【衣装協力】保坂暁子
【ヘアメイク】福田泉
【殺陣指導】可児秀樹
【撮影】渡沼篤・可児秀樹
【映像】佐々木孝憲・村上健太郎
【音楽】Philosonido Factory 阿部隆大(ex..アクリルスタッブ)
【舞台監督補佐】小津睦月
【舞台監督】高橋京子
チケット
前売 2,800 / 当日 3,300
劇団URL
http://www.animalo-ji.com/
説明
[物語はルカが行動を起こしてから、終末までの13日間、その軌跡]

昭和のはじめ頃、帝都、東京。政府の実権は軍によって握られ、国民は安定しない情勢の下、激しい貧富の差と偏った軍国思想に圧され息を殺し生きていた。
軍の要人の一家に生まれながらも、不遇な幼少期を過ごし、十五歳になるまでに妹一人を残し、家族をすべて失った帝都大学の女学生、神童ルカ。
成績は入学当初から主席、誰もが認める卓越した才能を持ちながら、学業よりも真に自由で豊かな世の中を手に入れることに心を奪われていた。
それは亡くなった父が命を捧げ目指したものであり、その実現はルカの命題であった。国内では多くの学生が反政府運動に賛同し、一部では過激な活動家によるテロ活動も横行し、中でも「レーニン」と呼ばれる人物の率いるグループの活動は広く知られていた。
だが国民の希望ともいえるそのグループも、度重なる政府軍との衝突により消耗し風前の灯となっていた。
圧倒的大多数が衰え憔悴していく中、軍とつながり力を蓄えていくのは財閥、とくに水船家・水船財閥の力は軍も無視できないほど強大なものになっていた。悪化するばかりの情勢を見つめ、何かを思いつめる毎日を送るルカの傍らでは彼女を心配し見守る聡明で活発な学友・浦澄東吾や、若き運動家の安藤零次らが日々を憂い、熱い議論を交わすが、ルカの見つめる先には同世代はおろか誰にも思いつかない「ある計画」の実行があった。
その計画は彼女の望む世の中の実現につながるのか。果たして彼女の望むものは何なのか。